風に向かって

地元民の旅の夢

as is

昨夜の雨が止んだ朝、門扉の鍵が凍り付いてた。

車で小学校の前を通った時は1℃。
昔、だるまストーブの石炭(?)の割り当てが各教室にあった。

ストーブの周りが温かいことは知ってたけど、
部屋を温かくするためにストーブを置いてるなんて、
考えもしなかった。
昼が近くなると、弁当箱をストーブのそばで温める生徒達も居たけど、
温かいものが、よりおいしいとも思ってなかった。

小学生の頃は、僕の目に入る景色は、全てが as is だと思ってた。

時々悔しくて、つまらないことで泣いたことはあるけど、
as is なものが何でそうなってるのかなんて、
考えたことも無かった。

勉強することが良いことらしいから、勉強する。
先生の言うことは、良く聞くのが良いらしいから、
言われたことを守る。

だから、自分がなりたいものなんて無かった。
as is だったから。中学の終わりまで、そんな感じ。
大学に行ってもそうだったかなぁ。as is